部屋の中から

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【ダンケルク感想】延々と続く緊張感。ダンケルクは戦場を舞台にしたパニックムービーだった。

3つの場面

ダンケルクは、3つの場面で物語が展開する。

ひとつは、ダンケルクの海岸から脱出しようとする兵士たちの物語

ひとつは、兵士たちを連れ帰るためにダンケルクに向かう民間船の物語

ひとつは、ドイツの爆撃機を追い払うためにダンケルクに向かう戦闘機の物語

 

必死に逃げる者と、必死に助けようとする者の物語

この中で、主軸となる物語はイギリス軍兵士の一人であるトミーの七転八倒の脱出劇である。

このトミーは劇中のどの場面でも、たいてい死にそうな目に遭っている。

様々な手段で故郷に帰ろうとするが、大体失敗する。

銃撃、爆発、そして海水がトミーを殺しにかかる。

 

一方、空と海から兵士たちの脱出を助けようとする者達がいた。

民間人でありながら、船長は兵士たちを救うために命を賭けてドーバー海峡を越えてダンケルクに向かう。

船の中でもまた、生と死の運命が交差する。

 

そして3機編成の戦闘機は救出作戦の援護をしようとするが、ドイツ空軍の抵抗に遭う。

 

その厳しい状況を見せつけられつつ、観客は重苦しいBGMと極大の効果音で更に煽られる。

それが100分以上続く。

その間、緊張しっぱなしである。

とても疲れた。

 

プライベートライアン」より「激突」に近い映画

ダンケルクは戦争映画ということになっているが、戦闘シーンは戦闘機のドッグファイトのみ。

あとは英仏の兵士たちがドイツ軍に一方的にやられるだけ。

彼らが撃たれたり、爆弾を落とされたりして、逃げまどう姿が描かれるが、ドイツ軍兵士は画面上に出てこない。

死者は山ほど出るが、戦争映画でよく見られる四肢が飛んだり、血が流れたり、といったシーンもほとんどない。

そのため、「戦闘シーン」と言うより、「避難シーン」と言った方が正しい。

ダンケルクは恐怖からの脱出を、緊張感をもって見守る映画である。

鑑賞後の印象は、「プライベートライアン」より、「激突」に近い。

 

IMAXについて

ダンケルクは音響が良い映画館で見るべき」という論調がある。

私はIMAXでこの映画を見たが、音については、個人的には「過剰」と感じた。

(IMAXでない)普通の劇場で見た方がいい。多分。

ンス北端ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の

兵士。背後は海。陸・空からは敵――そんな逃げ場なしの状況でも、生き抜くことを諦めないトミー(フィオン・ホワイトヘッド)とその仲間(ハリー・スタイルズ)ら、若き兵士たち。

一方、母国イギリスでは海を隔てた対岸の仲間を助けようと、民間船までもが動員された救出作戦が動き出そうとしていた。民間の船長(マーク・ライランス)は息子らと共に危険を顧みずダンケルクへと向かう。英空軍のパイロット(トム・ハーディー)も、数において形勢不利ながら、出撃。こうして、命をかけた史上最大の救出作戦が始まった。果たしてトミーと仲間たちは生き抜けるのか。勇気ある人々の作戦の行方は!?