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部屋の中から

会社を辞めてぷらぷらしている男が趣味について何か書いていくブログ

【鉄血のオルフェンズ最終回】納得いかない点を羅列する

鉄血のオルフェンズが第50話にて最終回を迎えた。

48話までは楽しんでいたが、同時に「あと2話しかないなら、良い最終回にはならないだろうな」という予感もしていた。

残念ながら、その予想は当たった。

以下、いまいちな点を書き殴る。

 

ラスタルが勝ち残って、結果的に火星は良くなりました」という締め

火星をどう統治すべきか、ということに関するラスタルの持論はあったっけ・・・?

なかったと思う。そのせいで、ラスタルが勝って火星の待遇が良くなった、というのがご都合主義的展開に見える。

 

 

さらに、「マクギリスのやり口は間違っていて、ラスタルが勝って、火星は変わったよ」って、じゃあ鉄華団の戦いに意味があったのか(無い)という話になってしまう。

普通主人公が敗北して物事が良くなる場合は、「鉄華団の戦いぶりに敬意を払って」とか何とかそういう理由付けがされるものだけど、そんな描写もなかった。

 

49話までの話の進め方で、かつ鉄華団を敗北させるなら、「鉄華団は壊滅した。火星は何も変わらなかった」という地獄のような終わり方こそ筋が通っている。

どうせ無意味なら、このくらいやってほしかった。

 

 

「私たちの誰もが 光を目指して歩いている」というセリフ

ライドによるノブリス・ゴルドン暗殺の後にこんなこと言われても。

どう考えても、ライドはオルガの死に囚われて後ろ向きに生きているのだが・・・。

 

 

鉄華団主体の作戦がなかった

結局のところ、鉄華団は、というかオルガのやりたかったことは「誰かのボディーガードになって、金を稼ぐ。そして自分たちの居場所を確保する」ということになる。

そのため、話の軸がその「誰か」になってしまう点がオルフェンズの弱点だった。

鉄華団は、クーデリアやマカナイやマクギリスの希望を叶えるための戦力になった。

それはいいんだけど、最終的にはやっぱり主人公の希望に基づいた行動を見たかった。

鉄華団の、鉄華団による、鉄華団のための作戦がほしかった。

最後の脱出作戦がそれだというなら、ちょっと寂しい。

 

 

三日月の欲望を見たかった。オルガについていくこと以外の。

更に言うと、三日月の自立を見たかった。

先に書いたように、僕は主人公がどう考えて、どう動くかに興味があるので、三日月についてはオルガの武器のような存在で終わってほしくなかった。

グレンラガンではシモンがカミナを乗り越えていったけれど、三日月はオルガを越えることはなかった。

 

三日月は「鉄華団として戦うこと。それこそが、居場所。俺たちはもう居場所に辿りついていた」と青い鳥みたいなことを言い出して満足して死んだようだが、手段が目的化しているではないか。

 

こんなこと言うのはアレですが、オルガはもっと早く死ぬべきだったのでは。

そうしたらまた別の展開もあっただろうになあ。

 

 

イオク

あれだけヘイトを集めておいて、死に方が適当すぎる。

 

 

最後に。

色々書いたけれど、途中までは、最終回を除けば、大変楽しめた作品であった。だからこそ、最後が惜しい。もったいない。